どうも、大学生47です。
今回は先日映画『護られなかった者たちへ』を見させていただきました!
最初は清原果耶さんを目当てであったのですが、中々に重たい映画でした...
そんな『護られなかった者たちへ』をテーマに書いていきますので、ぜひご覧ください!
『護られなかったものたちへ』のあらすじ
舞台は2020年。東日本大震災から9年が経った宮城県では不可解な連続殺人事件が発生していた。そこで、県警察の捜査一課である笘篠(とましの)は、事件の共通点を見つけた。そして、その事件の裏には、東日本大震災で護られなかった人たちの物語があった…
事件の真相に、魂が泣く、ヒューマンミステリー。
『護られなかったものたちへ』の登場人物
生活保護という名の悪魔
本作では、東日本大震災後の様子が軸として描かれています。
そして、現在も問題視されている生活保護について描かれています。
生活保護とは、本来は生存権(文化的な最低限度の生活)を護るべくあるものです。
しかし、正しく利用している方もいれば、不正に利用している方もいます。
しかし、保護という言葉に対して今回の映画は批判的に描かれているシーンが多くありました。
詳しくは述べませんが、見てるだけでも苦しくなるシーンややるせない思いでした。
そして、見ている我々、そして主人公も生活保護が悪魔だということに気づき始めます。
名前だけの制度…
護るとは何なのか
護る=生活保護
今回はこの式が主軸としてありました。
もちろん、作品なのでフィクションっぽい演出や行き過ぎた部分もあるのかなと思いますが、私はすごく考えさせられるきっかけになりました。
守るということは、おそらくできます。
しかし、護るというのは難しい…
答えがない問いに答えを出す、という映画でもあったように思います。
清原果耶さんの演技がやっぱり凄すぎた…!
この作品で清原果耶さんは助演女優賞を受賞されており、いつかは見たいと思っていた作品でした。
本作では、学生の時と社会人の時の2パターンを演じています。
やっぱり、清原果耶さんだと作品に緩急が付きますよね。
学生時代が「緩」なら社会人時代は「急」。
見た方はわかると思いますが、今回も難しい役どころでした。
個人的には、『デイアンドナイト』に匹敵するくらいの。
『ファイトソング』も一筋縄ではいかない心情の主人公を演じられていました。
しかし、今回は「護りたい人を失った悲しみを糧にする人物」を堂々と演じておられました。
鳥肌とともに、学生時代の清原さんには可愛いな、と思う私でした。
本日も読んでいただきありがとうございました。
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